仕事を知る
職業紹介
OCCUPATION INTRODUCTION
管理職
輸配送に関する管理業務は、運行の安全を確保するだけでなく、事業としての収益や社内制度の運営など広範囲です。管理職は必要に応じて役割と担当者を決めて、それらが計画通りに進むように確認・サポートします。
業務職
ドライバーCrewの点呼や配送業務に関わる伝票・帳票類の整理など、配送業務のサポート業務を行います。また、部門ごとの運行実績の管理、燃料や有料道路の使用実績などのコスト集計や顧客情報など事業の運営に関わる業務も行っています。
社内で実施されるエコドライブ活動やドライバーミーティングの開催・サポートなどもこなす重要な役割です。
トラックドライバー
トラックを運転して指示された場所への輸・配送を行います。
会社を離れて一人で業務を行うので、運行前後の点呼では健康状態や睡眠時間、呼気のアルコールチェックを行います。会社で行う健康診断の受診とともに日常の健康状態の自己管理も重要な役割です。
運行の他に洗車などの配送車両の手入れや、法令で定められた安全教育に関する研修に参加します。
センター便
スーパーマーケットやドラッグストア、ホームセンターなどの物流センターで商品が載せられたカゴ台車を積んで、決められたコースで店舗に商品を届ける。
チャーター便
取引先からの輸送依頼を受けて配車担当者が組み立てたコースの指示に従って都度運行する。
共配便・混載便
複数の取引先の商品を一台のトラックに載せて決められたエリアの納品先に配送する。
安全品質管理
全拠点の事故削減を目指し、ドライバーCrewに対する安全教育やエコドライブ活動の推進はもちろん、それに関わる社内企画、Crewの健康管理など、業務は多岐に渡ります。
各拠点で開催されるドライバーミーティングでは、事故防止セミナーの開催や実際にトラックに同乗しエコドライブのやり方を指導します。ドライバーに寄り添って活動を行うことで、拠点ごとで品質のばらつきや意識差が起きることを防いでいます。
また、安全に業務を行っていただくには健康管理が重要です。定期健康診断を100％受診していただくための環境整備や職場でのパンデミックを防ぐためインフルエンザ予防接種の推進を行うなど、安全衛生を保つために重要な役割を担っています。
営業
事業戦略、営業方針をもとにカテゴリや顧客を設定し、お客様の事業方針や計画を実現するための輸配送の提案を行います。輸送量の変動に伴う急な輸送依頼に対してもドミナント展開された拠点の機動力を生かして配送車両の手配を行います。
提案、見積作成、契約書の締結、輸配送車両の手配のほか、大きな案件を開始する場合は関連拠点の連携を行います。
業界解説
INDUSTRY COMMENTARY
物流とは？
ABOUT LOGISTICS
みなさんは「物流」と聞いてどのようなイメージをするでしょうか。
休みがなく寝る時間もない、手積み手降しの重労働、男性のベテランばかりの職場、家に帰らずトラックで寝泊まりする日々・・・かつては現実の光景でした。
しかし、現在は物流機材が充実してトラック一台分の荷物を全て手で積むという光景は少なくなりました。また、法改正によって労働環境の改善が進み労働時間や休日取得の管理が厳しくなり、物流現場での職場環境は大きく変化しています。
現在の物流はどのような役割で、最近の私たちの職場はどうなっているのか。
物流の手段は・・・
「物流」の主な役割は「運ぶ」ことです。しかし、運ぶ方法は様々です。トラック、船舶、鉄道、飛行機、バイクや自転車、徒歩など。調達・生産から販売・消費といういくつものプロセスで、運ぶモノの数量、移動時間、管理方法によって最適な方法が選択されます。
トラックでモノを運ぶ私たちは、道路を利用してお客様の手元まで商品を届けることができます。したがって、私たちは、お客様に対してその機動力を最大限に発揮した利便性を提供することが求められます。
物流の役割は・・・
流通プロセスの進化とともに私たちの生活はより豊かで便利になっています。これを支える物流においても「運ぶ」以外に「預かる」「仕分ける」「加工する」「管理する」など、求められる役割は幅広くなっています。
より豊かで便利な社会への発展を支える私たちは、環境の変化に柔軟に対応し、新しいことに果敢にチャレンジし、お客様に新しい価値を提供することが大切だと考えます。
トラック輸送を担う人たちは・・・
セントレックスのドライバーの多くは全く未経験から入社していただいています。初めてのトラックに不安を感じる方も多いですが、最近のトラックには、乗用車と同様に多くの安全補助機能が装備されており、以前に比べてずいぶん運転がしやすくなっています。運転免許証の区分が細分化されていますが、小型・中型車両やAT車の導入をすすめることで多くの方がチャレンジしやすい環境を作っています。
仕事環境も積み下ろし作業に替わりカゴ台車を使った輸送が増えていることで、女性ドライバーが活躍する姿が多くなりました。
これからの物流の姿は・・・
ＡＩ技術やＩｏＴが事業環境にも浸透し、物流業界に対しても自動運転技術の開発や物流ロボティクスの導入、物流ＭａａＳの構想など、物流現場にも未来の足音が聞こえています。
未経験者や女性でも生き生きと活躍できる物流現場は、多様な価値を生み、環境の変化に素早く柔軟に対応する大切な要素です。デジタル、ロボットの時代だから人を大切に考える。それが、私たちが考えるこれからの物流会社です。
